「本物」って何かなぁ？と、
偽物が蔓延する上海で暮らしながら考えていて

最近、辿り着いた答えが
「本物を買うのは、継続的に利益を得る為の投資のようなもの」
（若干、意味不明かもしれませんが...）

偽物を作る人は、まったく同じのコピーを作れるけど、それだけ。

逆に、本物を作る人達は
私達に、どんな商品を提供したら喜ぶか？
を日々考え、それを商品化して、提供してくれるのです。

商品について、不便な点、不都合な点を言えば、
その原因を見つけ、さらに改良した商品を作ってくれる。

商品の「ブランド」を媒介として
提供者と、消費者がコミュニケーションを取り続けることによって
お互いにメリットを生み出すことが出来る。

その「ブランド」の商品を買うことによって
その企業の活動に参加し、
その企業が良い商品を生み出すサポートが出来る。

もし、偽物を買ったとすると
一時的には、金銭的に得をするのかもしれないけど
将来、良い商品を得る機会を失ってしまうのかも知れないです。

なるほど、
「ブランド」を選んで「本物」を買うということは

「良い商品」を、将来も継続的に得る為の
投資みたいなものなんだなぁと、思いました。

2006/12/01