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変化是機会(上野陽子)
第35回 大学の選び方
このコラムを読んでくださってる方の中には
中国への留学を検討されてる方もいるかと思いますので
参考までに、私が、どのように
上海での留学を決めたのかをお話させていただきます。
留学を検討していた頃
場所、学校について、いくつか候補がありました。
最終的には、
大都市の大きな大学である、上海交通大学を選んだのですが
<決めたポイント>
・大きな学校は生徒が多いので、レベル分けが細かく、融通がきく
・初めての国でも都市部なら、どうにかなる
・上海人や、上海に関わりのある友人が、既に多くいた
・直感で呼ばれてる気がした(笑)
上記の予想は、概ね合ってました。
改めて気づいたのは、都市部の大学には
世界各国から留学生が集まる事。
これが、意外と楽しくて
例えば、アフリカの留学生とお友達になれたりもするんです。
<デメリットとして考えていた事>
・生活費が高い?
・大きな学校は交流が少ない?
・上海語メインで、日常生活で普通語が使えない?
「生活費」については、自分で調節できるにせよ
やはり、誘惑が多くて(笑)、どうしても高めになると思います。
費用はかかるけど、楽しい体験も出来たりもするので
その辺りは、うまくバランスを取れば良いのかもしれません。
「学内交流」については
確かに、学校主催の交流イベントは
年末、学期末のパーティと旅行ぐらいなので、予想より少なく感じました。
ただ、これも、人それぞれで
クラスや寮でお友達を増やしたり、お友達のお友達、という感じで
友達ネットワークを増やす事も出来ます。
一番心配だった「上海語」ですが
確かに、上海人は上海語メインなので、
特に、買物のときに、こちらにわからないように
内緒話を上海語でされると、ちょっとイライラしますが(笑)
ほとんどの人、特に若い人達は普通語を話せるので
コミュニケーションで困ることも、あまりありません。
また、
上海には、中国各地から人が集まっています。
その人達にとっても、上海でのコミュニケーションは普通語。
あまり普通語が上手ではない人も多いようです。
なので、上海では、下手な普通語であっても
「私の話を聞いてよ!」と強要するのが許される感じがしています(笑)
中国の他の都市で暮らしたことがないので、
上海の事しかわかりませんが
半年過ぎた今でも、不満な点は無いので、
私にあった場所&学校選びが出来てるのかな?と思います。
2006/03/27