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中国株勝ったり負けたり(豊田大志)

第7回 勝ったか負けたか超大現代農業

超大現代農業(682)を知ったのは
2002年7月頃です。 
株価は2.9HKDでした。

農業株はすすめないと邱さんはおっしゃいました。
しかし、私には、
先進国への輸出とスーパーでの販売を前提とした
近代的な農業生産方式を中国で実行するなら
成功する段階に来ているとの思いがありました。

そこで、この銘柄を注目していると、
経営者の脱税疑惑で下げ始めました。
2002.11(1.40HKD)から2003.5(0.70HKD)まで
買い続け平均1.0HKDで取得できました。
この時は馬上の将軍になった思いでした。
結果としていいタイミングで取得できました。

半年ほど持ち続け、2004.1〜2004.4の間に
チビリチビリ売りました。
平均3.0HKDで売れました。
1年間で約3倍となりました。
その後、1年半の間、2HKD〜3HKDが続きました。
それが、今年の一月から上げ始め、
今は5HKDを超えようとしています。
買値の5.0倍です。

優良株を安く購入して3倍で売るのが良いか、
5倍もしくはそれ以上まで持ち続けるのが良いかは
判断の分かれるところです。

私には、超大現代農業で勝ったのか負けたのか
分かりません。
ただ「優良株は安く買って売らずに持ち続けることが、
中金持ちへの近道であるな」と思う、この頃です。

2006/02/13