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上海から家族への手紙(天真爛漫)

第144回 シャングリラの空は、真っ青でした。

出発からフライトのキャンセルで
どうなることかと思った雲南省への旅行でしたが、
1日遅れではじまりました。

出発のドタバタで、
高山病の心配を忘れてしまっていたのですが、
シャングリラに着くと
さすがに3000メートルを超えていることもあり、
空気がうすく感じられることもあり、
あわてて深呼吸してしまいました。

シャングリラは、
本来は、別の地名であったそうですが、
2002年に改名されて
そう呼ばれているそうです。
シャングリラという響きは
それだけでやはり魅力的ですよね。

個人旅行を選んだために、
できるだけ観光客の少ない場所に
でかけたこともあり、
北海道か信州にいるかのような
とても気持ちの時間を過ごしました。

4500メートルを超える石卡雪山にも登ったのですが、
あまりにも軽装備だったので、
寒くて手がかじかんで、
耐えられなくなり、
下山してしまいました。

シャングリラでは、
レンタサイクルをしながら
ナパ海付近を散策するとおもしろいと
思いましたが、
1日短くなったことで
それができなくてとても残念でした。
これから行く場合は、
レンタサイクルの利用を考えると
楽しみが広がると思います。

それから
やはり休みを延ばして
梅里雪山まで行くのが
良いようです。
地元の人は誰もが
梅里雪山に行かないのかと
問いかけてきました。
日数がかかるのが、
問題なのですが、
機会があれば
ぜひ訪れてみたいです。

そして、
何といっても記憶に残るのが
青空です。
何度かこのブログでも、
空の色のことを話題にしているのですが、
久々に
中国で真っ青な空をみました。
心まで洗われるようで、
とても清々しくなった気分にしてくれました。

 とうさん

2013/06/23