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上海から家族への手紙(天真爛漫)
第127回 2回も誕生日のお祝いをしてもらいました。
先日の日曜日は、
最近はじまったアラ50の飲み会の日でした。
50才前後のおじさんが集まり、
グダグタワイワイとやる月1回の会合でした。
たまたまとうさんの誕生日と重なり、
おじさんたち10人ほどで
盛り上がっていました。
中国人女性の店長が
誕生日だと知ると、
前もって教えていてくれれば
ケーキを用意していたのに
と言ってしばらく経ちました。
突然電気が消えて
停電したと思ったのですが、
すぐにローソクの灯りとともに
パッピーバースディと歌いながら
オムライスケーキを運んできて
お祝いしてくれました。
オムライスの上には
「生日快楽」(誕生日おめでとう)と
ケチャップで丁寧に書いてくれていました。
突然の出来事にも
素早く対応して
サプライズにしてくれた
店長の機転に
とうさんを含めた日本人のおじさんは
大感激していました。
できる人はどこにでもいるのだなあと
感心もしました。
この出来事は
微博(中国のツイッター)で
知る人ぞ知ることとなり、
とうさんのスタッフもこれを見ていて、
その週に開かれた別の人の送別会に
出かける前に
立ち寄ったデパートで
可愛いらしいケーキを見つけると
「今晩、本当のケーキで誕生日会しましょう」といい
すぐにそのケーキを買ってくれました。
送別会の会場は
日本料理屋でしたが、
何の抵抗もなく、
ケーキを預かってくれて、
食事後にまただしてくれて
ローソクに火をつけるために
ライターまで貸してくれて
ごく普通のように対応してくれました。
何の手配もなくて
これらに対応してくれるサービスは
とても新鮮に感じられ
感動しました。
みなさん、ありがとうございました。
とうさん
2013/02/02