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上海から家族への手紙(天真爛漫)
第114回 落ちても上海のGDPの伸びは7%超えです。
最近2012年の第二4半期のGDPの発表がありました。
目標とされていた対前年同月比7.5%を超える7.7%の伸びだったようです。
もちろん上海も7%を超える伸びを示したようです。
数字を聞いても、なかなか実感できないので、
皮膚感覚で少し伝えます。
上海の経済を支えるのは、
もはやもちろんサービス産業に移っています。
その観点からみますと、
毎週毎週どこかで、
ショッピングモールが開業しています。
アパートから歩いて15分くらいの長風公園の前にも
結構大きなモールが開店しました。
ここには、
日本料理では大戸屋さんの一号店が開店したため、
かなり重宝しています。
ここは、とうさんのアパートからは近いのですが、
交通の便としては、
地下鉄も走っておらず、
バスも少なくあまりよいとは言えません。
昼も夜も客足はそんなに多くなく
これでやっていけるのだろうかと
心配してしまいます。
ところが
このようなショッピングモールが
次々と開店して
うまくいくモールも少なからずあるのです。
歩きながら方法を考える中国ならではの
手法ですので、
最初がよくなくても何とか対応していくものなのです。
また、
日系でも
高島屋とか、ユニーとかが
上海での開業を目指して
準備されているところです。
これからは、
ますます中国での内需拡大が
経済を支えていくことになります。
つまりは、
中国人の給料はあがり続けるということです。
経済面では、
反日デモの影響もうすく、
こちらでのマーケット拡大をねらう企業は
国慶節後の展示会などを利用して、
韓国、欧米系そして中国企業にシェアを奪われないように
懸命に努力されています。
日本での過剰といえる報道等で
尻込みをされる企業が
せっかくの機会をみすみす捨てることにならないように
してほしいと願うばかりです。
とうさん
2012/11/04