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上海から家族への手紙(天真爛漫)
第100回 内モンゴルの霍林郭勒市に行ってきました。
内モンゴルの霍林郭勒市(ホーリンゴル)に行ってきました。
上海から飛行機で内モンゴルの通遼市というところまで行き、
そこから車で350キロ約4時間かけて辿り着きます。
人口たったの11万人のちいさな街です。
なぜそんなところまで行ったかというと、
上海が暑くてたまらなかったことと、
ホーリンゴル市の全体580平方キロのうち
なんと540平方キロに石炭が埋蔵されているということで、
どんなところか興味を持ったためでした。
通遼空港も小さな飛行場で、
タラップを降りてから、
歩いてターミナルまで移動します。
そこから、
バスで移動を始めたのですが、
周りには、すでに木と草原だけという景色がはじまりました。
こういう風景は、
大好きですので、
全く飽きることなく
心がワクワクしてきました。
途中からは、風力発電の塔が次々と現れて
軽快に回っています。
道が進んでいくに従い、
木々の高さが低くなっていき、
気がつけばいつの間にか、
草原が広がり、
たくさんの放牧されている牛や馬の姿が見えました。
そして、パオというモンゴル独特の遊牧民が利用するテントを
見つけた頃には、心はウキウキ状態です。
途中休憩した場所で車を降りると、
日差しは結構きついのですが、
とても乾燥していてサラリとした感じがして
心地よい風が爽快感を運んできてくれます。
あたりには、全く民家や人影はなく、
時々すれ違う車もまばらです。
ホーリングルというのは、
どんな街だろうと
期待が膨らみます。
ホテルなんてあるのでしょうかという
不安もよぎりました。
次回につづく
とうさん
2012/07/08