日本からとうさんに連絡がありました。
３月に一度戻ってきて、
今までの成果の報告として、
講演をしろということです。
少人数で話すことも
うまいとは言えないのに、
人前で話すことが大の苦手なので、
断ろうと思いましたが、
失敗しても命までとられるわけではないし、
上海で駐在させてもらっていることに対して
何かしなければいけないという気持ちもあり、
仕方ないかと引き受けることにしました。

先日、主催者の人に連絡をしたら、
テーマは、中小企業の社長さんたちに
中国で失敗しないためのコツを話してくださいとのことです。
テーマまで決まっているのかあとますます
憂鬱になっています。

できるかぎり訪れた機会は
逃さないようにしようと決めていますので
何とかしたいと思い、
孫正義氏のプレゼンテーションの本を買って
読みました。
読んでみて、書いてある通りの準備をしようと思うと
とてつもなく時間がかかりそうで
目の前がくらくらしています。

それでなくても
これから出張とイベントへの参加で
忙しく時間もないのにと
弱気の虫が顔を出してきます。

そこで、思い返してみたら
普段はとうさんは別に技術があるほけでもなく、
中国での経験が豊富にあるわけでもなく、
そういった素晴らしい方々と出会って教えをいただいて、
その方々の学びを直接的または間接的に
伝えたり、繋げたりしていくことをしているのだから、
今回もその通りにして、
人の力をお借りしようと考えています。

とうさんは、中国で人と人をつなげる接着剤の役割をしようと
考えています。
そのために、普段からできるだけ多くの方、できうる限り中国人の方と
お会いするようにしています。
まだまだその引き出しは多いとは言えませんが、
少しずつ増えてきていると思います。

どうやって乗り切るかは
まだまだこれから決めるのですが、
しばらくは気の重い日が続きそうです。

とうさん

2012/02/19