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上海から家族への手紙(天真爛漫)
第72回 中国国際工業博覧会が終了しました。
まっちんへ
中国国際工業博覧会が終了しました。
環境保護設備展に、
6回目の出展になりました。
今回は、
県内企業の方々の出展は、
16社でした。
参加された企業の反応は、
例年と同じく
非常によかったと言っていただいた企業もあれば、
期待はずれだったという企業の方もいらっしゃいました。
去年は、
ベトナム出張のため、
おととしは、
そもそも上海に来ていないため、
この展示会で久しぶりに
企業の方々とイベントをともにしたのですが、
受ける印象がずいぶんと異なっていました。
例年来られていた副知事が、
今回は来られなかったこともあるのでしょうが、
(その代わりに、県議会議員団は来ていただきました。)
県のスタッフと企業の方々との距離が
非常に遠く感じられました。
ブースでの挨拶、交流が極端に減っていたように
感じられました。
パンフレットは、
何も説明のないまま企業の方々に渡しっぱなし、
主催者との連絡も後手後手に
回っており、
企業の方々から言われて動くあり様でした。
口では、企業の方々の応援団をするといっておきながら
実際は、役所仕事で終わっています。
ああ、自分が一から作ってきたものを
壊されるのは、本当に残念で偲びないです。
担当が変わってしまっているのだから、
仕方ないのですが、
会期中の昼休みに、
うちのスタッフまで引き連れて、
2時間も食事に行っていたのには
さすがに切れてしまいました。
ブースの管理をするのは、
気苦労が多いのは十分に知っていますが、
最後までやり通してこそ、
初めて評価いただけると思ってやってきましたので、
くやしくてたまりません。
時代の流れなのか、とうさんが求めすぎているのか
わかりませんが、
とても切なくなります。
そういう態度しかとれない人間に
来年出展するか、しないかこれから決めますなどと
口にされると
また怒りが込み上げてきます。
上海市政府との直接の関係を築いているのは、
これだけなのですから、
もう少し経緯と周辺の状況を鑑みて
モノを判断することができないでしょうか。
とうさん
2011/11/06