こっちゃんへ

中国の中央部にある重慶という所に行ってきました。
名前の響きからすると、
少しいかつい感じがします。
前評判でも、
中国西部大開発の中心で、
重工業が盛んで、
すでに行った人の話では、
工事が多く、非常に埃っぽい街だということでした。

行ってみて驚いたのは、
人口は３２００万人も住んでいるし、
内陸部とは思えないくらい
発展していました。

街も長江ともう一つの川に挟まれ、
狭く山が多い所に
高層ビルが林立していますし、
道路も立体交差が非常に多く、
モノレールも開通しているし、
タクシーも黄色い色をしているので、
まるでニューヨークか香港にいるような
感じがしました。
今回は夜景を見ることができませんでしたが、
夜景もきっと素晴らしいものと思います。

ここ重慶は、中国内陸部の発展の拠点として
重要視されており、
市内北部には、上海そして天津に次ぐ
第三番目の国家級の開発開放区が建設されつつあります。
すでにマイクロソフト、コカコーラなどの外国企業の進出があります。
日本のスズキ自動車も進出しています。
さきほど伝えたタクシーの多くが、スズキの車でした。
今後も、多くの日本企業がこちらに来ることになるのでしょう。
とうさんがこちらに来ることが多くなるかもしれません。

ここ重慶の万州というところが、
長江の三峡下りの出発点となっています。
三峡下りの話は、
次回にします。

　とうさん

2011/09/10