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上海から家族への手紙(天真爛漫)

第23回 土楼を見に行ってきました。

こっちゃんへ

アモイに行った時、

たまたま入った旅行展示会の会場で、

「土楼」のバスツアーのパンフレットを見つけました。

写真で土楼を見たことがあり、

いつか行ってみたいと漠然と思っていましたが、

福建省のアモイの近くにあるとは全く知らない状態でした。

ちょうど休みの日だし、これは神様がくれたチャンスだと思い、

すぐに申し込みました。

土楼は、

客家(ハッカ)と呼ばれる漢民族の人々が、

12世紀から20世紀にかけて建築した独特の集合住宅の建築物です。

福建省の山岳地帯に、

何か所も点在しており、

2008年に世界遺産に登録されたそうです。

永定という場所にある土楼を見に行ったのですが、

途中でウーロン茶畑や山間の田んぼを通り抜けました。

土楼は、円形のほかに楕円形や方形のものもあります。

見学できた土楼では、

依然として住民が生活しているのですが、

なかには観光地化してしまっていて、

少しがっかりしてしまいました。

六靖という場所にある土楼は、

より古いものらしいので、

もしかしたら当時の生活を垣間見ることができるかもしれません。

 とうさん

 

2010/09/26