第５回の続きです。このコラムに至った経緯です。

　さて、最初のメールを戸田先生に出し、個人向けの「海外投資にかかる税金のセミナー」が
開催できるかどうか検討しつつ、一緒に勉強させていただくという機会を持つことができました。

　その中で出てきたのが、やはり邱先生の考え方を学ぶということでした。
　このコラムの冒頭でご紹介した「非居住者のすすめ」は、まさにこのことを
学ぶのに最適の書です。

　ただ、非居住者になるにも、「日本の非居住者」ですから、
日本の税制を知ることが必須だと思われます。
　例えば「香港の居住者」になったとしても、「日本の非居住者」になれるという
わけではないからです。
　このことについては、意外と勘違いされている方もおられるのではないでしょうか？

2010/12/12