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海外投資の税金、本当はどうなってるの?(田島太一)

第1回 はじめに

このブログを書かせていただくことになったのは、
先日の「戸田ゼミ」でベトナムセミナーに参加したことがきっかけです。
そのセミナーで、素人ながら、ふと疑問に思ったことがあったのです。

■日本人が香港の銀行経由でベトナム株投資をすれば、その利益に対して日本でゼイキンがかからない。

 これは、正しいのでしょうか? 間違いなのでしょうか?
 私は確たる答えを知っています。
 みなさんも当然、ご存知のことと思います(ですよね?)。
 
 え? ご存知ない?
 であれば、これから、このコラムを読んで私と一緒に学んでいきましょう。

 ところで今、私は日垣隆著『すぐに稼げる文章術』(幻冬舎新書)を再読しています。
この本は、プロ・アマ問わず文章を書く人間にとってのコツが示されていて、
大変参考になります。例えばこうです。

 《読んでいて楽しいブログは、「~の問題について、本当のところはどうなのか」
ということがわかるものです。》
 《「本当のところはどうなのか」という問いに答えられるかどうかは、公に文章を
書くことの(とくに小説ではない分野では)基本に関わるのです。》(ともに11P)

 お分かりの通り、当ブログのタイトルは、上の文章にモロ影響を受けました(笑)。 
 
 ──ということで、これから、まずは、邱先生の著作を読みつつ、
「海外投資に伴う税金の本当のところ」を一緒に学んでいきたいと思います。

2010/09/23