いろいろあったバンコクとも、そろそろお別れしなくてはいけません。
（あ～、今回もスリルがあって退屈しない滞在だったなあ）と私。

結果オーライで終わったハラハラドキドキのバンコク銀行本店でのＡＴＭカード再発行でしたが、300バーツという授業料を払って
勉強させてもらった上にポロシャツまでもらって一安心です。

10時半過ぎにホテルパビリオンプレースをチェックアウトしました。
日本にいる友人のお母さんによく似た中年女性が手続きをしてくれ、なじみのドアボーイのおにいさんにタクシーを呼んでもらいました。
今度のタクシーの運転手は無口で、無駄口を叩かず雲助行為もなく空港に行ってくれました。
約40分で到着しました。

バンコクからのフィリピン航空利用は初めてですが、掲示に従いすぐにチェックインカウンターを見つけることができました。（写真）
フィリピン人は海外出稼ぎをしている方々が多く、もうチェックイン
カウンターはオープンしていました。
時間的には早目だったので、それほど待たず無事にチェックインを済ませボーディングパスを貰いました。

ボーディングパスを貰ってからカウンターの右側に目をやると、ここＴ列はカウンターを半分に仕切って２社の航空会社が使用していて、右半分のカウンターもチェックインはオープンしているようですが、お客さんはほとんどおらず職員は暇そうです。（写真向こう側）
（どこの航空会社かな？・・・今からお客さんが増えてくるのかな？）とまたまた好奇心の強い私、ちょっと覗きに行きました・・・

職員のファッションスタイルも今までみたことのないものです・・・
赤い帽子の右側からマフラーかスカーフのような白っぽい布が胸元まで垂れていてベージュ色っぽいスーツを着ています。（写真）
（どこかのマイナーな小国かな？でもインパクトのある服装だなあ。）と思って表示板を見上げて・・・アッと気がつきました。

中東への旅行者がよく利用されているであろうエミレーツ航空でした。
（ああ、これがドバイを拠点とする航空会社かあ・・・機内サービス
もいいと聞いてるなあ・・・そういえばドバイの視察ツアーは今日
あたり帰国だったような・・・今頃日本行きの機内かも、いいなあ！）とうらやましがる私です。（福岡からは飛んでいません。）

しかし、まだまだアセアン加盟国の中でも経済発展から取り残されているフィリピンと今が絶好調の経済発展の段階にあるＵＡＥの航空会社が隣り合わせで並んでいるなんて奇遇です。
そんな目で改めて両方の航空会社のカウンターを眺めると、お客さんのほとんどいないエミレーツ航空がなにやら威厳を放って見えなくもありません。
（でも、あらゆる面で条件が違いすぎるから一概に比べられないか。）とそんなことを考えさせられたフィリピン出発でした。



この後もまだまだ11日間（７月14日まで）旅は続くのですが、
マニラ到着から日本帰国までは証券・金融・不動産投資というよりも事業投資（起業）に関連した分野が話題の中心になってきます。（フィリピンについてはお話しました）
事業投資も広い意味の投資ですが、今回は金融・証券投資をテーマとして旅行を取り混ぜてお話してみました。

2008/12/30