旅行も７日目に入りました。

マニラ行きのフライトＰＲ７３１便は13時50分発ですが、ホテルを
出発するまで特別な用件はありません。
スワンナブーム空港にはお昼（正午）頃まで到着すれば大丈夫です。
昨日に続き、ＰＣタワーのマクドナルドで朝食を取りながらホテル
出発までに何をしようかと考えます。

（そうだ・・・ＡＴＭや記帳機のマシンの操作方法が変わっている
かもしれないから、実践がてら余分なターバーツを預入してみよう
・・・）と思いつきました。
ＭＲＴのシーロム駅寄りにバンコク銀行の新しい支店ができていま
したので行ってみることにしました。
ＢＴＳのサラディーン駅とＳＥＡＭＩＣＯ証券の入居しているリバ
ティスクエアビルを少し過ぎた辺りにあり、少し歩いただけで着き
ました。（写真）

まだ新しい支店で、マシンもきれいです。
まだ通勤時間が完全に終わっていない時間帯ですから、人通りは多
いのですがお客さんは時々出入りがあるくらいです。
清掃担当のおばさんとガードマンのおじさんが暇そうにおしゃべり
を楽しんでいます。
こんな状況ならゆっくりと操作できそうです。

少し考えて2000バーツほど入金（預入）することにしました。
バンコク銀行の場合はパスブック（通帳）があり、パスブックだけ
での預入・引き出しはできません。
パスブックはアップデート（記帳）のみの利用になります。
預入も引き出しもＡＴＭカードを利用して行います。

今の日本国内ではＡＴＭでも通帳だけで預入・引き出し・送金など
いろいろな操作ができますが、私の若い頃は日本国内も今のバンコ
ク銀行と似たようなものでした。
もちろんＩＤを持って直接カウンターに行けばいろいろな業務は
可能です。（年配の方々はおわかりかと思います・・・）

ＡＴＭにはタイ語と英語の選択ボタン（タッチパネル）があります
から難しくはありません。（写真）
指示に従ってボタンを押し、お金を入れれば簡単に終わります。
出てきたスリップ（伝票）を確認していたら、隣のＡＴＭに一人の
若い女性が立ち操作を始めます。

おそらくタイ人だと思うのですが、ロングヘアーのきれいな人です。
チラリと彼女を見ると、ニコリと笑顔を返してくれ夢心地の私です。
（ああ、今日は朝から運がいいなあ・・・）と思いながら隣にある
記帳機でアップデートを済ませました。（写真・・ピンボケです）
そして支店を出る前に忘れ物がないかを確認したとき、不運は起き
ました・・・

パスブックとスリップはあるけど、ＡＴＭカードが見当たりません。
（あれ？・・・カバンの中かな？・・・）とカバンを探しますが
ありません。
（落としたのかな？・・・）とＡＴＭコーナーのフロアを隅々まで
探しましたが、やはりありません。
私の後にＡＴＭコーナーに来たのはそのタイ人美女だけですし、
彼女は私の隣のＡＴＭを操作し私の操作したＡＴＭには近づいて
いないので、まず盗難は考えにくいのです。

少し考えて気がつきました・・・
「ああっ、数年ぶりにやっちゃった！」とつぶやくねこさんです。
ＡＴＭカードがＡＴＭに吸い込まれてしまったのです。
日本にもそのようなシステムがあることはあるのですが、たいてい
その前の段階でアラームのようなものが鳴り取り忘れを教えてくれます。

さてどうしよう？と困ったねこさんです。
銀行にもよりますが、まずＡＴＭは当日中には開けてくれません。
２時間後にはホテルを出発しなければならないのに・・・（号泣）

ねこさん・・・どうしますか？

2008/12/28