戸田ゼミ通信アーカイブ トップページ >> カネなし コネなし アタマなし(スナドリねこさん)

カネなし コネなし アタマなし(スナドリねこさん)

第41回 6月30日(月)その3・・・午後からはHSBCシンガポールへ

41-01 41-02 41-03

まず今回の旅行目的の一部は達成し、ホッと一安心の私。

残念ながら、シンガポールではインターネット仲間の方々とは
予定が合わず今回の交流は見送りとなりました。
シンガポールの皆様とは残念でした。

さてシティバンク・シンガポールIPBが順調に終わったところで
次の準備のために一度ホテルに帰りました。
午後からの予定はHSBCシンガポールのオフショア部署です。

シャワーを浴びベッドの上でしばらくゴロゴロしてから出発です。
朝食が遅めでしたので、昼食はHSBCシンガポールを出てから
することにしました。
オーチャード通りを歩いて行くかMRTで一駅行くか迷いましたが、
大事を取ってMRTで行きました。

MRTのオーチャード駅で降りて高級ホテルのマリオットの
向かい側に渡り、パシフィックプラザから左折して軽い坂道を
登ってクレーモア・ヒル通りを目指します。
駅を出てから10分前後で到着しました。(写真)
場所もビルも変わっていませんでしたが、レイアウトが少し
変わっていました。

ここでの目的は口座のクローズ(解約)です。
(シンガポールドル口座とアメリカドル口座があります。)
玄関ドアを入るとすぐ受付になっていました。
一人のおねえさんが座っていたので尋ねます。

「銀行の方にお目にかかるにはアポイントが要るとね?」
「ご用件は?・・・」
「実はおたくで口座を開設したんやけどクローズしたいとタイ。」
と言ってステイトメントを見せると、内線電話をしてを切った
後「それではお2階へどうぞ。」と言ってくれました。

2階に昇るとすぐにおねえさんが二人座っている受付があり
ました。
ここでまた、かくかくしかじか・・・と用件を伝えます。
「ハイ、それではこの用紙に記入してサインしてください。
解約後の資金はどこに送られますか?」
「おたくの香港の口座に・・・」
「かしこまりました。」

本人確認のため、パスポートの提示を要求されコピーを
取られました。
受付の横を入ってすぐのところにロビーを兼ねたソファーや
テーブルがあり、「そこを使ってください。」と言われて3枚ほど
の用紙に送金先の銀行名・支店・口座番号・種別・パスポート
番号などを書き込みます。(写真)

途中シティバンクシンガポールと同じく、庶務係のご婦人が
「お飲み物はいかが?」と訊ねてくれ、コーラをお願いすると
なんとコーヒーカップに入ったコーラが運ばれてきました。
コーヒーカップがHSBCの純正(ロゴ入り)だったので、何でも
欲しがる私は持って帰りたかったのですが、クローズの負い目
から言い出せませんでした。(写真・・・笑)

最後にサインをして提出します。
「ハイ、これでよろしいです。後ほどご自宅にクローズの
報告書が郵送されます。」
「ATM兼デビッドカードは返却が必要?」
「出金はすぐにストップされますから、返していただく必要は
ありません。」

「8月からオフショア口座の最低預け入れ限度額が75000
シンガポールドルに変更なのは間違いないたいね?」
「さようでございます。」
「結構クローズしに来とうね?」
「はい、パラパラと・・・」
「日本人はたくさん来ようね?」
「日本人のお客様はほとんど来ません。」

(HSBCシンガポールはまだまだ香港に比べマイナーな存在
なのかなあ・・・それとも皆お金持ちで75000シンガポールドル
持ってるのかなあ・・・?約600万円も)

帰り道に首をひねるねこさんでした。
ただひとつわかったのは・・・・クローズは簡単だということ!

2008/12/18