旅行３日目です。

Ｈさんにご心配をかけた昨晩から、一夜が明けました。
ホテルに帰ってシャワーを浴びすぐに寝たのが良かった
らしく、５時間程度でしたが日本を出発してから一番良く
眠れました。

まだ午前６時前でしたので、もう一度目を閉じたらまた２時間
程度眠れました。
体調は悪くありません、やはり昨晩は睡眠不足と暑さにあたって
しまったようです。
（ナメたらいかんぜよ、と映画のセリフで反省する私）

出発日を間違えて明日になっているフライトの出発時刻は、
今日も同じ11時45分です。（ＣＸ７１３便）
亡くなった両親曰く「失敗をしたときは、慌てないでかつ早めに
対処しなさい、でもダメならそれで仕方ない」
この言葉を思い出し、朝食を終えたらすぐに空港に向かい
空港のスタッフに頼んでみることにしました。

ダメなら、市内に戻ってシンガポールでの予定を１日延期する
か航空券を買って他社便で今日中に向かうかしかありません。
どちらの方法をとってもさらに費用がかかります。（泣）

朝食を終えホテルに戻り、ホテルにお願いして呼んでもらった
タクシーに乗り込みました。
高速道路を使ってスワンナブーム空港に行くように伝えます。

ところが運悪く、運転手曰く「空港まで行くと市内への帰りに　
お客を拾えないんだ、往復分はずんでくれないか？」ときました。
ああ、久しぶりにあたってしまった雲助タクシー。

「何を言ってるんだ、オレにはあんたの仕事は関係ないだろう？
ダメだ！」と私。
フライトのこともあり、アタマの中でいろいろと段取りを考えて
いるのに大迷惑・・・
その後何回かのやり取りの後に私が「ここで止めろ、メーター分
払って他のタクシーに乗る！」とやると、（まだ高速道路に入って
いませんでした）なにも言わなくなりしぶしぶ走らせています。
本当は私も大きなスーツケースを抱えて暑い中降りたくはないの
ですが、ハッタリをかまします。（笑）

その後、どちらからともなく世間話になります。
彼はまだ子育ての年代でいろいろと大変なようです。
（本当の話なら・・・ね・・・外見的にはそのようです。）
運転手の意外と人のよい人柄が見えてきたところで、大雨です。
（タクシーを降りなくてよかった！）

まあ、途中からゴネないだけ本当に人がよいのかもしれません。
日曜日なので空港には30分少々で到着しました。（写真）
意外と人の良いヤツだなあと思い、帰りの高速道路代を上乗せ
して払ってあげました。
日曜日なので、本当にお客が拾えないかもしれないし一般道路
を使って浮いた分をおこづかいにしようが彼の自由です。
もしあのまま無愛想に走り続けたら、くチップはあげなかったと
思います。
二人以上で乗車するときは、まずチップの要求はありません。

さて、今からキャセイ航空と交渉です・・・

2008/12/08