さて、準備にかかるその前に・・・（何か忘れとらんか？）・・・・
とどこからか声がします。（エッ？！）
（ワシがなぜ59歳という若さで死ななければならなかったか？そして
ワシとオマエの母親が何の病気でオマエたちとお別れしなければなら
なかったか？・・・アタマなしでもよ～く考えてみなさい・・・）

まさかお盆前だからあの世から電話をかけてきたわけでもないので
しょう〔メールでないところがこの世代〕が、アタマの中で20年前に
亡くなった父の声がします。
（邱先生は暇なことを一番苦痛に感じておられる方だけど、その先生
はビジネスや株式投資ばかりに時間を使っているのかねえ？・・・）

ねこさん、ハッと気がつきました。
（そうだ！プライベートな条件を振り返るばかりで家庭や資本のこと
ばかりがアタマにあったけど・・・健康のことを振り返るのを忘れて
た！・・・ああ。やっぱバカネコ・・・）

事業をやるということは、他人に雇用されているのと異なり健康も
自己責任で管理しなければいけません。
雇用されていれば、日本の労働法は労働者に手厚く作られていますの
で法律に基づいて最低限のことは政府や雇用主がやってくれます。
休暇もありますし、また傷病による休業時も最低限の収入は保証して
くれます。
しかもその間、彼らにはは会社の業績や状態は無関係です。
でも、事業の規模に関係なくトップやオーナーはそうはいきません。

邱先生は定期的に検診を受けられているとお聞きしています。
併せて健康に気を配ることの大切さを述べていらっしゃいます。
そしてあまり医師のアドバイスに神経質にならず、ある程度の自由を
させてもらうことの大切さも・・・
「よし、このお知恵もいだだこう！」と一人喜ぶ私です。

私の健康状態は、すでに成人病のデパートのようになっており高血圧
・高脂血症・高尿酸値の薬を服用しています。
パスポートなどと同様、いつも海外に連れて行くパートナーです。
現在スポーツクラブで汗を流していますが、１年以上になってもまだ
よい効果が出ていません。
世の中は食品原料の高騰で食品が値上がりしたり中身が減量になったり
していますが、私の体重は10％以上増量の大サービスです。

しかし持病の完治を待っていては何もできませんから、健康面の準備
では今できることをするしかなさそうです。
とすれば致命的な病気（予後の悪い病気）を予知・発見して対策を
講じておけばなんとかなるかも・・・数年はいけるでしょうか？
ということで、がん検診では現在最先端の技術を誇るPET検診（陽電子
放射断層撮影・・・Positron Emission Tomography）を受診することに
しました。

医学的・医療技術的なことはわかりませんので省略しますが、簡単に
ご説明いたしますと・・・以下検診資料より抜粋・・・

正式にはFDG-PET検査といいまして、検査方法はフッ素-18という放射性
同位元素で標識されたフルオロデオキシグルコース（FDG）を100～200
MBｑ（５cc程度）注射し、60分間の安静後役30分間全身撮影をします。
被曝線量は１回当たり約２～４mSv（ミリシーベルト）でX線CT検査より
も少ない量です。（この線量で放射線障害が起こることはありません）

ただこのPET検診・・・最先端技術の検査なだけに・・・保険医療の
対象外です。（任意で受診の場合、実費支払・・・号泣）
しかも調べた限り、福岡県でこの検査施設があるのはわずかに３箇所。

さて、ねこさん・・・どうしますか？

2008/08/10