さて、いよいよマニラへ飛ぶぞ～とMonkokからホテルに荷物を
取りに帰った私、荷物を受け取ってからフロントの若い女性に
｢エアポートへのシャトルバスの予約をお願いしま～す｣と
言うと・・・
返ってきた返事は｢え？バスは１時間以上後しか来ませんよ～｣
（しまった！バスの出発間隔まで確認してなかった。相変わらず
アタマ悪いのう・・・）と自己嫌悪に陥りました。

少し考えてから、最初は少し空港とは反対方向に行くことに
なるけれど、タクシーでエアポートエキスプレスのKowloon駅
まで行ってそこでエアポートエキスプレスに乗り換えること
にしました。
理由は、今回は空港からがエアポートホテリンクのバスだった
ので空港には鉄道で行ってみようという単純な発想からです。
それにもう一つ、Kowloon駅でもフライトのチェックインが
できるので、空港でチェックインに時間がかかりそうでも
安心かなあと思ったためです。(写真）

時間の余裕を持って、チェックラップコック空港に無事に
到着しました。
チェックインも済んでおり、手荷物も既に預けてあるので
すぐに出国審査に向かうことができました。
ただ、かなり広い空港ですので、慣れている方でも時間には
十分余裕を持って行かないと大変かと思います。

定刻香港発・定刻マニラ着と快適なフライトを終え、入国
審査・そして悪名高い税関と順調にクリアです。
（いかにも、フィリピンに夜遊びにきました、という外観は
絶好のカモになりますから皆さんもご注意くださいね）

通常、空港からホテルまでメータータクシーでは約140ペソ
（約350～400円くらい）で行けるのですが、タチの良くない
運転手がいるから初心者はクーポン制のタクシーを利用した
ほうがよいというアドバイスに従い、空港ターミナルの正面
のチケットオフィスでクーポンを買って乗車しました。
ちなみに料金は440ペソ（約1100円～1200円）でした。
これはメータータクシーの３倍ですが、安全はお金で買うに
こしたことはありませんね、
不愉快な思いもしないし、危険な目にも遭う確率も少ないですし。

運転手とあれこれ世間話をしていたのですが、私が日本人だと
解ると｢こちらの現地人妻に会いに来たのか？｣と平然と質問した
のには、ビックリしました。
（う～ん、確かに日本人男性とフィリピン人女性の夫婦や恋人
たちが多いとは聞いていたけど、現地でも一般的な認識になって
いるんだ・・・日本のフィリピンパブで、フィリピン人女性に
ハマってここまで追いかけてくる日本人男性も多い、と聞くし）
とあれこれ想像する私・・・

そういえば、空港の入国審査のブースにもＯＦＷ（フィリピン人
海外労働者）と表示した専用レーンがあったのを思い出しました。、
確かフィリピンでは国を挙げて海外出稼ぎを奨励していて、その
労働者たちからの送金が国家予算の大きな部分を占める、と聞いた
ことがあります。
この国は、ＡＳＥＡＮ諸国の中ではまだまだ発展途上の段階である
ことを改めて感じさせてくれる、一言でした。

そして、その日２月28日から私のフィリピン視察が始まりました。

2008/03/16