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カネなし コネなし アタマなし(スナドリねこさん)
第3回 ねこさん、香港に寄り道
27日の午前中に出発した私です・・・が、やっぱりお金のないつらさ。
フライトは、直行便でなく経由便です。
直行便ならフィリピン航空が福岡~マニラ間を飛んでいるのですが、
キャセイ航空の格安チケットなので、香港経由になります。
おまけに、香港乗換えだけならいいのですが、福岡~香港間のフライトは
同じフライトの台北経由です。
「なにか、面白いことができないかなあ?・・・・」と一生懸命考えました。
「そうだ!同じ戸田ゼミ仲間のSさんが同じ日に香港に入る!
お会いできるなら、ストップオーバー(途中降機)して1泊しよう!」
と思いSさんに連絡すると、お忙しい予定の中快く引き受けて
くださいました。
その上、Sさんが香港でお会いするHさんというかたとも3人で食事を
することになり二重に有頂天になってしまいました。
(ストップオーバーチャージの加算も安く感じた厚かましい私・・・)
Hさんは戸田ゼミとも無関係ではなく、香港を中心としたセミナーには
係わっておられるかたです。
そこで出発前、戸田先生にご連絡して一言ご挨拶させていただきました。
福岡~台北間はガラガラに空いていて、前もってオンラインチェックイン
でいつものドアに一番近い壁の前の通路側を確保していました。
横一列乗客がおらず、とても快適でした・・・そして台北到着です。
今回は機内で待機していましたが、「ここが邱先生が生まれ育った場所
なんだなだあ・・・」と改めて想いを新たにしていました。
ところが、台北からは台北~香港間の乗客で一杯になりました。
「やっぱり邱先生のおっしゃるとおり、台湾と大陸の関係は強いんだ」と
感じました。
「政治の動きに係わり無く、人は経済原則に従って行動するものだ」と
いう邱先生のお知恵が現実に現れたわけです。
台北~香港間がドル箱路線なら、福岡出発の乗客の利便性を落としても
強気の運行スケジュールを組めるわけですね、なるほど。
もっとも、台北からお隣に座った女性二人組はタイ人で、香港乗り換えで
バンコクに向かうようでしたが・・・
そんな道中を経験しながら、香港に到着しました。
特に支障もなくSさんともお会いでき、また新たにHさんとの出会いも
あって楽しいひとときを過ごさせていただきました。
夕食を共にしながら、お二人の経験やお知恵を伺って
「オレも、どげんかせんといかん!・・・」と勇気づけられて、ホテルの
ベッドに入った私でした。
2008/03/06