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パラン・パラン(スエナリ)
第80回 雑草の生き方
荒れ放題の庭の雑草は、
雪をかぶりながら、静かに生きております。
庭の草むしりをすると、一週間もしないうちに、
別の雑草が一斉に芽生えてきます。
「これは草むしりによって土がひっくり返され、
土のなかに光が差し込むためです。
・・・土の中でじっと、光が当たるのを待ってる
雑草の種子。しかし、果報は寝て待てとばかりに、
寝てるだけではありません。
雑草の種子は発芽の準備を整えて、
光の当たるのを待っています。
この準備があるからこそ、突然訪れたチャンスを
しっかり物にすることができるのです。
十分な準備をしてる者だけに
本当の果報は訪れるのです」
(雑草が芽を出すとき 稲垣栄洋)
〇 富士山(02)
2009/01/02