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パラン・パラン(スエナリ)

第79回 宝くじ

10年程前だったと思うのですが、
東京に出てきた折、時間があったので、
江ノ島でも行こうかと、思い立ち、
江ノ島に行った帰り、駅に向かって大通りを
進んでいる時、わき道から来た、オートバイが一台
私に、接触したのでした。
ぎょっと、してヘルメットの男を見ると
なんと、その男は嫁はんの兄貴だったのです。

今は奈良の五条で新聞配達をやってますが、
そのころは、鎌倉に居たのです。
わたしは、彼が鎌倉に居るなんて、知りませんでした。
そこで、新宿に戻ってすぐに、「宝くじ」を
買ったのです。だって、これは偶然というか、
奇跡だと、買えば当たると確信したのです。

勿論、当たりませんでした。
買ってもあたらず、買わなきゃなぉ当たらない。

これを書いてる間に、紅白をちらちら見てたりしたら
あっという間に12時を過ぎてしまいました。
黒部川での、カウントダウンの花火の音が聞こえます。

「廬山は煙雨、浙江は潮
未だ到らざれば千般の恨み消せず
到り得還り来れば別事なし
廬山は煙雨、浙江は潮」
(蘇東坡)

このような心境には到っておりませんが、なんとなく、
解ったような心持ではあります。

今年はもう少し、レベルアップしたいと思っております。
よろしくおねがい、もうしあげます。

〇 上海蟹


〇寒山寺


2009/01/01