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パラン・パラン(スエナリ)

第270回 ゴーヤの花

ゴーヤの花
ゴーヤの花には雌花と雄花があります。
雌花に実がなり、雄花にはなりません。
雌雄同株です。
蜂が来て受粉してくれないと実がなりません。
そんなときは、人工授粉が必要になります。

花は黄色で5弁5角形です。
ゴーヤのツルが面白いのです。
葉っぱの陰から小さいツルを空中に伸ばしていくのです。
その格好はあたかも生きてるように動いて見えます。
周りのネットを掴まえると、
掴まっていき、徐々に巻き毛になり、
最後には、其の巻き毛が発条状にクルクルまき、
しっかり、絡みつきます。

ゴーヤの面はイボイボがで覆われています。
じっと見てると気味悪くなります。
凄い面です。

ツル植物の特徴なのでしょう。
ヤブカラシ(俗名)も同じです。
こいつはもっと逞しいです。
屋敷内のあらゆる木に、絡みつき立ちあがっていきます。
見つけ次第、カットしてるのですが、
根絶することはできません。
梅ノ木に絡み付いて葉は陽を浴びて
風に揺れています。
此花は肺胞状に手を広げて、
ゴマつぶのような小な花を咲かせています。

今日も暑いです。
猛暑、炎暑、酷暑です。
一雨欲しい。

2012/07/30