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パラン・パラン(スエナリ)

第250回 南天の赤い実

台所の外隅に、南天の赤い実がたわわに生っている。
細い幹が5本あって、それぞれの枝先に房状に赤い玉が
着いている。
数えてみると、房状の玉は各枝に50~100粒ほどあります。
〆て1000粒近くあります。
雪が降って暫くすると、一粒もなくなります。
鳥が来て食べていきます。
何処からともなく飛んできて、
ひよいと枝に乗り、左右をちょこちょこ見ながら、
長い嘴にあの丸い物を上手く咥えて、
飲み込みます。
小枝が揺れています。

先日スーパーでふくらぎ(イナダ)買って来て、
さばいていると、胃袋から小鯵が4匹でてきました。
まだ、しっかり原型をとどめています。
おそらく、飲み込んでまもなく、網にかかったのでしょう。
なんか、得した気分でした。

次の日には鱈を買って来ました。
今度はハチメを飲み込んでいました。
口から尻尾が出ています。
タラコもキモもありました。

「魚の寿命は1~10年 魚によって違うが
死んでつぎのいのちのえいようになる。
子供の頃はほとんど食べられる。
タツノオトシゴ
は、お父さんが出産する。
おかあさんがおとうさんのおなかのふくろにうみずけたたまごを
だいじにそだて、泳げるようになった子どもを出産する。」

鳥と魚は消化過程は少し違うかと思いますが、
丸呑みする動物の消化酵素は人間とは違うのでしょうか。
消化時間はどの位なものでしょう。

蛇も丸呑みします。
子供の時分に蛇に追いかけられたり、
丸呑みされそうになって、
恐怖で目をあけると、寝小便をしていました。

参考図書 さかなのじかん
絵本 すいぞくかん

2011/12/18