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パラン・パラン(スエナリ)
第211回 $4.99
ワールドトレードセンターで地下鉄を降り、
通勤者のながれに乗って歩いていると
市庁舎が右手が見えてきました。。
通りの店で、ハンバーガとぬるい野菜スープを食べ、
カラス窓越しに通勤者をながめる。
と、黒ずくめの男が、目と口をだした毛糸のマスクをかぶり、
手にワイパーをもって、ガラスを拭いていくのです。
左手は洗濯液がついたもので、
ガラスを濡らし、
右手のワイパーで綺麗に拭うっていくのです。
みごとな、早業です。
それを感心してながめていました。
それから、
ぶらぶら、歩いていると、
チャンバーストリートの角を折れた
通りに
$4.99
安床の看板につられて、入りました。
おばちゃんがいり口の受付にいます。
頭と顔をなでるゼスチャーをすると、
$10だというのです。
奥はかなり広く、手前は男で
奥は女のコーナーです。
見習いの女性もいます。
わたしの頭は毛も少なく、禿げてますので、
銭湯では丁字カミソリで約5分で、
顔も頭も剃りあげます。
簡単なのです。
最初見習いの若い男がバリカンでちょっと撫でてから、
カミソリを当てましたが、自信がないのか、
黒人のボスにアドバイスを受けてました。
結局、ヒスパニック系の男に代わり、
カミソリの当て方を指南してましたが、
彼が、やることになったのです。
やはり、カミソリの当て方が違います。
丁寧に頭と顔を剃り揚げてもらいました。
30分はかかったでしょう。
さっぱりしました。
3月初旬のニューヨークも寒いです。
2011/03/20