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パラン・パラン(スエナリ)
第201回 テヘラン~バンダルアッパス
テヘランからバスでイスフアハーンに向かう。
イスフアハーンの安宿に泊る。
一人で知らない町をぶらついていると、
必ず子供とか、チンピラがついてきて、
ちょっかいを出してきます。
中には気のいい子もいます。
市内を歩いてると、悪ガキ等に絡まれて、
相手するとヤバイと思って、
無視して歩いてると、
後から付いて来て、リュックに縛っていた
寝袋を外して持って行ったのです。
それは、後から気が付いたのですが、
恐ろしくて後を振り返らず、
足早に歩いていたからです。
シーラーズのペレセポリス神殿の遺跡は
石造りでしっかりと土台が残っていました。
足元のレリーフすばらしいです
石造りの精緻さでは、インカ帝国のクスコの
巨大な石組は一ミリの狂いも無く残っています。
マチュピチの石切り場にもあります。
凄いです。
バンダルアッパスは港町です。
バスで夕方ついたのです。
どうして、そうなったか忘れましたが、
若い連中とともに、モスクの庭でダンボールを
被って一晩あかしました。
翌朝、顔を洗い、口を漱ぎ、
皆と一緒に並んで、礼拝に参加しました。
今でも、イスラム圏に行くと、モスクののミナレットから
礼拝の時刻を告げる男のアザーンの声が
聞こえると胸がが熱くなります。
2011/01/28