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パラン・パラン(スエナリ)
第20回 芦崎
高波は三回ほどで、
最大で10mぐらいあったそうです。
一人暮らしの80歳女性(西島)さんは
朝の3時頃すざましい波の音に
目が明き、預金通帳やハンコを玄関の
下駄箱の上に置いて待機したのですが、
波が押し寄せたときには
逃げるのに精一杯でそれどころではなかった。
消防団員の浅倉さん(36歳男性)は
消防車で海岸通りを巡回していて、
高波に襲われて、車ごと流されるが、
運よく、転倒した車から脱出した。
昨晩もフラッシュバックで突然起き上がり
魘されていたと、妻の母が言っていた。
高浜さんところの玄関には誰かの車が
流れ着いたそうです。
10時頃うわさ聞いて車で海を覗きに来た
のんきな男は自分は助かったのですが
セルシオは藻くずと消えたそうです。
大分整理されています。
手前には家や車庫、倉庫があった。
2008.3.8 8:15
2008/03/09