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パラン・パラン(スエナリ)
第198回 ブドヴァまで
パリを9時45分に発って、ベオグラードについたのは
12時半ごろでした。
出口に向かって歩いていると、
ボドゴリツァ 17時30分の電光掲示板が目に入りました。
そうだ、このまま、降りより、モンテネグロに向かおう
と、決めたのです。
サラエボは21時50分です。
遅すぎます。
出だしで変更を余儀なくされてますから、
ここはこちらで、自らの意思で変えようと、
思いたったのです。
それで、動きのバランスをとろうという感覚です。
ベオグラード空港の駐車所の大きな木は
雪で凍っていました。
ボドゴリツァには一時間程でつきました。
翌朝の移動のため、バスターミナルちかくの
ホテルに泊ろうと、タクシーに乗る。
タクシーのおじさんは今から行っても
バスはないというのです。
トヨタを運転しながら
グランパスのストコビッチがどうのこうと話しかけてきます。
それじゃ、ブドヴァまで行こうと、相成ったのです。
ブドヴァには20時半頃つきました。
アドリア海に面したホテルに泊りました。
旧市外の城壁のある側です。
いい感じのホテルでした。
元旦はパリからモンテネグロのブドヴァまで移動したのです。
ベオグラードのホテルを、二泊予約してたのですが、
吹っ飛んでしまいました。
思ってもみなかった展開になりました。
これが、旅する醍醐味です。
移動する面白いところでもあります。
その時は、ひやひやものですが、
終わってみると、懐かしくなります。
2011/01/18