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パラン・パラン(スエナリ)
第193回 目黒署
40代のなかば頃だったと思いますが、
池尻大橋の均整の講習会に2泊三日で行った時の話です。
今はリハビリテーション学院になっています。
それぞれが、貸し布団で教室に寝泊りしました。
そこで知り合った男と
近所の飲み屋でシコタマ飲んだのです。
後は、記憶がおぼつかないのですが、
パトカーに乗せられて、
何処かに連れていかれたのです。
気がつくと、椅子に座っていて、
向かいに座った男が、なんのかんのと言っていました。
いわゆる、取調室です。
そこで一晩明かしたのでした。
左目が痛くて
目が開けれません。
コンタクトをしていたのですが、
何所かに吹っ飛んだのでしょう。
左目がぼやっとしてます。
左顔面の、青あざは暫く残っていました。
相手はカナダ人の若い男だったそうです。
いわゆる英語講師です。
どうして、喧嘩になった記憶にありません。
相棒の男が空手三段だというので、
安心していたのが、
災いしたのかもしれません。
喧嘩両成敗ということで
一晩硬い椅子で明かし。
翌朝、件の警官は帰りが道が一緒だというので、
パトカーで
学校近くまで送ってくれたのです。
酒は好きですが、弱く、
酒に飲まれるほうです。
メデアで目黒署がでてくると
いつも、あの椅子を思いだします。
2010/12/18