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パラン・パラン(スエナリ)
第174回 イスタンブール~ウルファ
イスタンブールから、対岸のユスキュダルに渡り、
そこから、バスでブルッサ~チャナッカレ
と、アルマラ海に沿って、移動。
それから、エーゲ海に沿って、
イズミールに向けて南下。
バスの車掌に教えて貰い
途中のトロイで下車する。
バス停前に雑貨屋があり、
おやじが、横のオリーブの大木に登って
オリーブの実を落とし
下で、奥さんが拾っていました。
トロイは何処かと聞くと、
おじさんは嗤ながら
この道を真直ぐに行けという。
それから、イズミールを経て
地中海に沿ってアンタリヤ、アダナ ガジアンテップ
ウルファと移動したのでした。
初冬のでもあるのか、
大地は荒涼として、褐色の大地が続きます。
バスで移動してると、地平線まで、大地の起伏が
露わになってみえるのです。
おそらく、クルド人の集落だったのでしょう、
男たちは親切で、
一晩泊めてくれました。
ウルファからイラク国境に向かって歩いてると
イギリスの20㌧トレラーに拾われたのです。
なんと、ロンドンを出発して、クウェートに行くとの事、
便乗して、モスル で降ろしてもらう。
助手の若い男はアフリカに行ったときの写真を
見せてくれました。
彼は金をためて、また何処かに行くと言ってました。
2010/08/28