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パラン・パラン(スエナリ)

第147回 体力

子供の頃から、運動は苦手でした。
運動会の季節になると、憂鬱になったものです。

鉄棒は懸垂は一回がやっと、逆上がりは、どうにかやっと出来る程度でした。
腹筋も弱く、走るのも遅く、身体の弱い子供でした。

高校生になってから、兄貴の影響から、
喧嘩に強くなるために、重量上げ
ベンチプレス、スクワット、ボクシング等の真似事をやる。
勉強しないことが、確乎いい という心理状態、
勘違いしていたのですね。

勉強は徹底的にやらず、教室の羽目板に教科書を
かくしていたものでした。
一ヶ月ほど停学になったことがありましたが、
落第はなく、あの当時は卒業させてくれたのです。

チームワークを要する運動が苦手なのです。
剣道、柔道、柔剣術、合気道等少し経験しましたが、
少林寺拳法を3年、やったのは一番長く、
何をやっても、続かないのです。

最近とみに、体力の衰えを感じるようになりました。
腰、膝の痛み、左脚の冷え、夜は靴下を穿いて寝てます。
駅の階段を登るのに、息切れを起こしています。

60歳を過ぎたので、まぁいいやと放置していたのです。
しかし、これでは、いかんと!
ますます、状態が悪くなるという、脅迫感に襲われ、
遅まきながら、からだのバランスと筋力の衰えを、
少しでも、くい止めるべく、運動を開始しました。

2010/02/09