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パラン・パラン(スエナリ)

第127回 粟島

佐久島から始まって、今回は粟島です。
富山から近いのです。
以前から名は、聞いていたのですが、
村上の沖合いとは、知りませんでした。
瀬波温泉の沖合いでもあります。

佐久島は三河湾の小さい島でした。
甥の嫁はんが、長野の佐久の生まれなので
親近感をいだいたのです。

岩船発12時30分の高速船。
乗客6名、20代カップルと30代の男女、
若い男、おばちゃん、われわれ。

船の後尾の椅子に、一人に座って、
去り行く陸地の、山並をぼぉっと眺めておりました。
何とはなしに、「海は広いな、大きいな」 ♪
と歌っていました。

ちょっと寒くなってきたので、下の客室に戻ろうとして
階段を降りようとしたのですが、揺れがひどく
まともに降りれません、ふらつきながら、
降りたのですが、みぞ落ち辺りがむかむか
気持ちが悪くなって、あげそうになったのです。
乗り物には強いのに、こんな経験は
初めてです。

内浦に着く頃は、なんとか収まりました。
内浦から釜谷までコミニティーバスで
往復しただけ。

帰りは、ちょっと大きいフエリーで
最終便だったので、50名ほど乗っていました。
今度は甲板に茣蓙を引いて
岩船で仕込んだ、酒を飲みながら、
寝転がっていたのです。
おかげで、風邪をひいて、喉をやられました。

〇 小豆を干してる釜谷のおばちゃんたち
〇 内浦港で大漁旗を振る男

2009/10/21