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フリウリ日記(上海花子)

第13回 私の投資と日常生活⑦(FX編)

銀行の外貨預金に不満を持っていた頃、
外国為替保証金取引(FX)のことを知りました。

1998年に改正外為法施行により
個人でも外貨投資することができる
ようになりました。
それ以前は、銀行以外では「通貨の交換」は
認められていなかったのです。
しかし、改正為替法が施行されたおかげで
個人が銀行以外の業者を通じてインターネットで
外貨を自由に、しかも非常に安い手数料で
手に入れることが可能になったのです!

外国通貨をわずかな保証金(10万円程度)で手に入れ、
「為替差益」と「利子」を手に入れることができるのが、
外国為替保証金取引(FX)なのです。

米ドルと日本円を例にあげてみましょう。
米ドルと日本円の利率の差は年約5%。
金利が高い通貨と低い通貨の差を
「スワップ」といいます。
「利子」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
外国為替保証金(FX)ではこの利率の差を
利子として毎日受け取れるのです。
(現在1万ドルで1日160円)
さらに、この先円安になれば
その為替差益も利益になります。
しかも手数料は1ドルあたり5銭。
銀行取引(外貨預金)の20分の1です。

具体的に見てみると、
20万円で米ドル1万ドル購入するとします。
毎日約160円利子がつきます。
手数料が往復で1000円。
(手数料が無料の業者も増えました)
スワップ利子だけで年間57600円です。
手数料を引いて、56600円。
仮に為替が動かないとして
20万円で5万円以上生み出せるという計算ですね。
年率28%越えますね。
プロの投資の世界でも、年率20%を越えれば
優秀なファンドマネージャーと言われています。
年率28%というのは、驚異的ですよね!!

最初にこのFXを知ったときは
あまりにも投資家に有利すぎて
何か、落とし穴があるのでは(笑)と
疑ったほどです。
もちろん、リターンがあればリスクもあります。

次回は、もう少し詳しくFXのリターンとリスク
について紹介しますね。

西塘

先日、上海近郊の水郷の街『西塘』へ
旅行に行きました。
映画『ミッションインポッシブルⅢ』のロケ地で
有名となり、最近、観光客が急増しているようです。
200年前の江南文化が感じられます。

2007/01/21