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フリウリ日記(上海花子)

第10回 中国国内旅行(海南島②)

ビジネスの街で北の都市「海口」から
高級リゾート地の南の都市「三亜」までは
およそ400キロ。
ちょうど北から南へ縦断する形で
タクシーで移動しました。
時間はおよそ4時間。
料金は500元(約7500円)。
片側3車線のハイウェーみたいな道路は
思ったよりもずっと整備されていました。
ペトロチャイナとシノペックのガソリンスタンド兼
休憩所をよく見かけました。

街から少し離れると手付かずの
熱帯のジャングル。
椰子の木がうっそうと茂っていて
その合間に家屋が見えます。
たまに牛の群れを見かけました。
怖いもの知らずの牛が道路の
すぐそばで草を食んでいました。

およそ300キロ近くそのような
風景が続いています。
三亜へ近づくにつれて、太陽の光は
強くなります。
まばゆいばかりの太陽と120キロと
いうスピードで走り抜ける車、
目に映るのはワイルドで美しい自然!

上海や北京しか知らない私は
中国の広さを改めて実感しました。

海南島では何回かタクシーに乗りましたが
運転手さんは海南島以外からやってきた
人達ばかりでした。
(河南省の人が多かったです。)
海南島の豊かさに魅了されたのでしょう。

とにかくお料理がおいしいことには
驚きました。
水も上海よりも良いためかもしれません。

ひとつ心残りなのが
海南島名物の文昌鶏という地鶏で作った
海南チキンライスを食べなかったこと・・
シンガポール名物になっている海南チキンライスは
海南島出身者の中国人が伝えたものだとか。

まだ成田から海南島までの直行便は
ないようですが、(広州でトランジットのようです)
日本から、とても近いこのリゾート地は
今後、人気が出そうです。

海南島

ガソリンスタンド兼休憩所からみえる風景
椰子の木の合間に家屋が見えます。

2007/01/10