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フリウリ日記(上海花子)

第9回 中国国内旅行(海南島①)

年始年末は海南島で過ごしてきました。
中国人は通常、元旦だけお休みなのですが
今年は1月1日から3日までお休みの会社が
多かったらしく、海南島へ行く人も多くて
飛行機は満席状態でした。
でも、南の島に向かう飛行機の中って
みんながウキウキしていて、
いいですね♪

海南島は中国最南端に位置しており
ベトナムの東です。
ほぼ九州ぐらいの大きさでかなり大きい島です。
中国最南端ということで、中国軍が駐屯して
いるせいか、街では軍服姿の人を見かけました。

今回は海南島の2都市に滞在しました。
海南島の入り口といわれている
北の都市「海口(カイコウ)」と
完璧なリゾート地である
南の都市「三亜(サンヤ)」です。
海口は海南島の省都ということで、
ビジネスの街です。
中国5番目の経済特区に選ばれています。

町には椰子の木があふれんばかりで
人々が忙しそうに行き来しています。
日本車もたくさん走っています。
(マツダが多かったのはなぜ?)

東南アジアに似たような雰囲気です。
マンションの建設ラッシュらしく
あちこちに高層マンションが建設中でした。
街を歩いていると、マンションのビラを
それこそ山のように配られます。
巨大なホームセンターも建設中でした。

オープンしたばかりのカルフールもあり
のぞいてみると、旧正月前の上海のカルフール
みたいな状態。
人が多すぎて、人酔いするほどです。
観光客や海南島に住んでいるお金持ちのための
レストランも充実しています。
車で乗り付けてくるお客さんが多いらしく、
トヨタの高級車「レクサス」を見つけました。
レストランは上海より値段も安くておいしい!
とっても満足。

ホテルはシェラトンに宿泊しました。
コロニアル風の素敵な5星ホテルです。
お台場のホテル日航をもっとクラシカルで
大きくしたカンジ。
エントランスにはシックなクリスマス
ツリーがまだ飾られていました。
※中国ではクリスマスツリーは旧正月まで
飾られています。

ホテルの中は、もはや中国ではありませんでした。
完璧な英語を話す中国人スタッフ、清潔さ、ホスピタリティ、
快適さ、そして、レストランのお値段の高さ(笑)

海南島への観光客はロシア人が一番多くて、
次に韓国人とのこと。
漢族の他、黎族、苗族、回族など約20の民族も
住んでいるとのことで、
少しエキゾチックなカンジもあります。

ハワイやプーケットに比べると、
街中の物価も安いです。

海口のカルフールで見つけたブタのぬいぐるみ

海口のカルフールで見つけたブタのぬいぐるみ。
今年は(中国では)ブタ年なので、スーパーではブタの
ぬいぐるみが多いです。

2007/01/07