株購入にあたって、最低金額が２０万円
ということで、このぐらいの金額なら
私にも始められる！よし中国株を買うぞ！
という気持ちになっても、
日常生活に戻ると、仕事が忙しく
そんな気持ちもどこへやら・・。

私は仕事で忙しいし、それに２０万円あれば
海外旅行へもいけるし、ブランドバックも
買えるし、けっこう大金なのよね・・・
それに、中国株購入って面倒そうだわ・・
などどいう考えが頭をよぎります。

誰かに「中国株を買おうと思ってるの。」
などと言うと
「やめときなよ～。そんな怪しい博打
みたいなことはさ～」
私はますますやる気がなくなっていきます。

ですが、まだ中国株に興味はあるので
その後も、中国株セミナーに行っては、
少しはやる気になるものの、
やっぱり忙しくて、それどころじゃない・・
という状態が１年ぐらい続きました。

実際に購入したのは、2003年7月です。
あの有名な投資家ウォーレン・バフェット氏が
ペトロチャイナを買ったとされる3ヶ月後のことでした。

当時、私は最初の勤め先を辞めていたころで
時間的に余裕がありました。
もはや、「仕事が忙しい」という言い訳は通用しません。

やっと重い腰を上げて、中国株をインターネットで
購入したのですが、これが超簡単！

あっけないほど簡単で、何でこんな簡単なことを
実行に移せないでいたんだろう？と不思議でした。

その時、私は
「仕事の忙しさを理由にしていたけど、
実は、私は新しいことに挑戦することが怖くて、
失敗を恐れていただけなんだわ・・」
と思いました。

「仕事が忙しい」というのは、自分を騙すのに最適な
フレーズですね。
「忙しくて・・・」
っていう一言でその場は済んでしまいます。

もし、忙しさを理由に何かを始めてないと
していたら、それは違うところに理由があるんだ
と思います。

中国株の可能性を頭では理解していたのに
実際に行動に移せなかったというこの悔しさは、
一生、忘れることができません。
最初のセミナー参加直後の2002年に
中国株を購入していたら、今の比じゃなく
利益があがっていたでしょうに・・・

チャンスだ！と思ったら、すぐに行動しないと
チャンスの女神様はさっさと
通り過ぎてしまわれます。
私はかろうじて、裾を捕まえたということ
でしょうか（笑）

2006/12/28