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七転八起 中国株に挑戦中(さくらさく)

第26回  恐怖やスリルを味わいたいときは『商品先物』投資

おはようございます

失敗体験 「商品先物」2 です。

実は「商品先物」のことは思い出したくないので
細かい数字は間違っていると思います。

「商品先物」で強烈に脳に焼き付いていることがあります。
突然の追証(追加の保証金)か損失で
まとまった金を先物取引会社に支払うことになった時のことです。
余裕金だけでは足りず、『財形』を解約することになりました。

「いつ財形の解約をするか?」
「その財形をしている生命保険会社はどこか? 担当者はだれか?」
「いつ金がおりるのか?」
1日何回もこのような電話が来るのです。
それも、とても強い口調で。
生きた心地がしないほどで、
サラ金の取立ては、まさにこれだなと思ったほどです。

やめるにやめられず
1年近く『商品先物』と付き合いまいた。
やめられたときはホッとしました。
結果は
頑張って取引自体はプラスマイナス0でしたが
乗用車が1台買えるほど手数料を払いました。

反省
①実際の取引は、支払った金額の10倍ほどなので、
 支払った額の数倍の損失が生じることがある。
②期間があるのでそのまま塩漬けにできない。
③5%ほどの変化で追証が発生する。
 さらに5%ごとの変化で、さらに何回も追証を納めなくてはならない。
④手数料がべらぼうに高い。
 10万円の支払いは、約100万円の取引になり、手数料は3万円ほで(買い1.5万円売り1.5万円)
⑤商品先物は、情報が決め手。新聞・雑誌・インターネットだけでは太刀打ちできない。
 世界中が相手なので、 いつどんな状況で値が急変するか分からない。
⑥商品先物は、一般人はやらない方が無難。(やるとして余裕資金の5分の1程度か)
⑦恐怖やスリルを味わいたい時にピッタリの投資。

2007/04/29