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七転八起 中国株に挑戦中(さくらさく)

第13回 株の利益と損失が通算できます

こんにちは さくらさく です。
最近、暖かい日が続いていますね。

ところで、昨年は株の税金をどうしていますか?
株の税金は、他の所得と区分する分離課税で、
平成18年は10%(所得税と地方税)です。
利益があった場合、
源泉ありの特定口座なら、確定申告する必要ありません。
しかし、
普通の取り引きのほかに、ヘソクリ口座や小遣い口座など
2口座以上あり、利益が出たり、損失が出た場合、
確定申告するほうが有利です。
利益と損失を通算できるからです。
源泉ありの特定口座で、利益が100万円・損失は40万円なら
確定申告により利益の40万円分の税(4万円)が還付されます。
源泉なしの特定口座や一般口座なら
60万円分の税(所得税4.2万円。地方税1.8万円)を納めることになります。

確定申告は「申告書B」に分離用の「第3表」と
「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算書』及び
資料(証券会社から送られてくる「特定口座年間取引報告書」等)が
必要です。

これらの書類を書くのが、また一苦労です。
書く欄が少なかったり、書くところが分からなかったりと。
取引履歴はパソコンで一覧表を作って添付すればOKです。
分からないときは関係書類を持って行って、
税務署職員に聞くのが1番。
たぶん、親切に教えてくれるでしょう。
1回しっかり聞いて、翌年から自分で書いて
郵送できるといいですね。

確定申告は国の所得税ですが、
2ページ目が市区町村にいきますので、
地方税も申告したことになります。
(3ページは自分の控え)

それにしても、株の税金をいっぱい払いたいものです。

2007/02/13