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北京レポート(北京リーガオ)

第10回 黄砂

この週末の休みに外に出てみると空が白く霞んでいました。
だいたい北京の空気はいつも霞んでいることが多いのですがその比ではなく白い。

これは黄砂なのですが、視界が3kmぐらいしかないように思えます。
「この空気吸ってて大丈夫かな」と若干の心配はありますがもう慣れてしまって
特に気にせず普段通りに外を歩いています。

この黄砂で家の窓周辺は砂埃が普段以上に多くなります。
それでも空気を入れ換えることもあるので窓を開けるのですが
その分拭き掃除も必要という、ちょっと手間のかかる流れができあがる北京です。

ネットで日本のニュースを見ていたら今回の黄砂が
日本各地に影響を及ぼしているようですね。

それだけ日本と中国は近いということですが
確かにこの時期日本にいた時は雨が降った後、車が砂で白くなっていて
洗車したりしていましたが、今ではそれが部屋の拭き掃除に変化してます。
どこに行っても黄砂の影響大です(笑)


あと、北京はまもなくすると紅綿木という木の花が咲き終わり白い綿が
あたり一面に舞い上がってきます。
ほんと初めて見たときはびっくりしました。

大きさにして2cmか3cmぐらいの綿が空中を舞うんです。

この綿を見るといよいよ北京は春を通り越して夏が近いなと思える時期になります。

2006/04/09