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北京レポート(北京リーガオ)
第5回 久々の日本
中国の春節休暇で3年半ぶりに両親の実家がある鹿児島へ行ってみました。
(ちなみに私は住んだことはない場所です。過去何回も行っていますが。)
北京に来てからというもの、日本に戻る時は親のところへ戻るので
なかなか鹿児島へ行く機会を作っていませんでした。
祖父のお墓参りを無事終了したあと、親戚のおじさん、おばさんと話をしたのですが
やはり今の中国のことに関して質問されます。関心高いようです。
去年の反日デモのテレビ報道の印象が強いようだったのですが
実際に生活していての印象などを話してみました。
よく中国への旅行者が減ったなどのニュースを聞きますが
普段の街の様子はいたって「普通」で、個人的には危ない目にあったこともありません。
そういうことが少しづつ認識されるといいんだけどななんて思ったりしました。
いとこの子供にも久しぶりに会ったのですが、もう9歳になってました。
この子が働きだす頃の中国の位置づけはどうなってるんでしょう。
日中関係もどう進展してるんでしょうか。
今よりも日中間の交流が進んでることは確実なので
ぜひこのいとこの子供には英語と中国語を頑張ってもらいたいところです。
また休み期間中に東京の友達と会う時間もあったのですが
池袋を歩いていると中国語教室の看板が目立つように配置されていたり
本屋の中国語コーナーも一層充実してきていました。
ちょっと時間をおいて日本の様子を見ると着々と変わってきているので
日本に戻る度にその変化を見るのが楽しみです。
また台湾の歌手、周杰倫の日本コンサートにも行ってみました。
場所は東京フォーラムだったんですが観客で超満員でした。
この歌手は中華圏では絶大な人気があるんですが日本でもその人気が
手に取るようにわかりました。
やはりありきたりな話になってしまいますが
まず文化面からこうして交流が深まるのがいいなと実感しました。
そして今日ですが日本での休暇も終わり北京に戻ってきました。
こっちは少し雪が積もってました。
日本も寒かったんですが北京はさらに寒かった。
また日常に戻り中国とかかわっていきたいと思います。
2006/02/07