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北京レポート(北京リーガオ)
第3回 中国のアメリカ好き
中国は意外かもしれませんがアメリカ好きです。
好きというか慣れ親しんでいると言った方が良いかもしれません。
象徴的な例としては、コカコーラとマクドナルドが
街中に浸透しています。
会社の20代の中国人はなにかというとコカコーラを飲んでます。
日本の場合は健康志向だからあまり飲む割合は高くないと思いますが
中国ではみんな健康を気にしてないのかというほど飲みまくってます。
朝、歩いて会社へ向かっていると前の方に同じ会社の人が歩いていたのですが
小脇にカバンではなく、左手にコカコーラでした。
そして昼飯時もコカコーラ。そんなコーラ愛好家は若くしてお腹もぽっちゃりしてきてます。
私も日本ではコーラは何時以来飲んでないんだと思うほどでしたが
中国にいると周りのこういう環境でついついコーラを飲んでしまいます。
これがまたうまい!
マクドナルドはと言うと中国ではかなり高めの価格設定にしています。
地元の中華料理をみんなで食べるとだいたい1人10元から20元の範囲で食べれることが
多いのですが、マックのセットもので18元前後です。高めの値段ということです。
でもこういう店がいつも満席という状況です。
街中の店舗数はどのくらいあるかわかりませんが至る所で見かける程です。
中にはマックでコンパをしている中国人グループもいました。
人間は小さい時に食べた味を大人になっても食べ続けるという性質があるらしいのですが
そこをうまくマクドナルドとコカコーラは狙っていて中国の子供や10代20代の舌を
これらの味を記憶させているようです。
テレビではバスケットのMBAが常に流れていて、街角のちょっとしたところに
バスケットができる場所がありいつでも遊べる環境です。
本屋に行くと、驚くほどたくさんの英語学習用の本にスペースを割いています。
今後中国が発展する過程でアメリカとの関係はさらに大きくなるので
中国での生活もさらにアメリカの大きな影響を受けていくんだろうと思います。
2006/01/17