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北京レポート(北京リーガオ)

第2回 定時ダッシュはあたりまえ

日本では仕事終了の定時が18時だとしても
実際に仕事を継続している場合が多いとは思いますが
帰ってもいいと思える状況になっても
周りの様子を伺いつつ帰るタイミングを計っている
ということが多々あるのが現実だと思います。

特に上司、先輩がまだいるからもう少し残っていようとか。

ですが中国では面白い現象をいつも見ることができます。

定時が来ると日本的様子見はなく、中国の人はすぐに帰り始めます。
もちろんどうしても今日中にやらなければいけないことがある時は
続けて仕事をしていますが明日でもいいことは明日やる、そんな感じです。

そして社員それぞれが部長へ向かって『我先走了(wo xian zou le)』
『お先に失礼します』といってサクサク帰っていきます。
それに対して部長も『辛苦了(xin ku le)』『お疲れさん』というような感じで
軽い感じでお互い挨拶してる状況です。

社員間では『バイバイ』とか『再見』とか言って帰っていきます。

最初この様子を見たときはちょっとした驚きがあったものです。
中国はこうなんだと。

これはいろんな背景があると思いますがすぐに思い浮かぶのは
国営企業のなごり(ちなみに会社は完全な民間企業です)
中国人は家庭を大切にする
などでしょうか。

こうしたことからも中国人の気質というか雰囲気もわかってきます。
ちなみにみんなやるべきことはしっかりやってから帰ってます、とは付け加えておきます(笑)

2006/01/08