私がこのコラムを記載したいと考えたのは、サラリーマンで
あることに対する危機感です。今の会社でやっている仕事は
大企業の中の細切れの仕事を担当している訳だが、世の中に
出たときにどこまで通用するのだろうか、世の中に出たときに
大切なことは何かを理解するために、まずは頭を使ってコラム
を発信してみたいと思ったのが始まりです。

以下は日下公人さんの「やりたいことを始めなさい」にある
文章です。

「現在の幸せを壊したくないと思い、現在の幸せは半永久的に
続いていくと、半ば信じている人には悪いが、ﾘｽｸを冒さなければ、
今の幸せは続かない。何かをするために冒すﾘｽｸよりも、何かを
しないことによって起きるﾘｽｸの方がずっと大きい。

（・・・中略・・・）

やりたいことがないではすまない時代になった上に、上の人も
何を指示してよいか分からないのだから大変である。好きなことを
発見するよりも、とりあえず生きるためには何をなすべきかが
先になってきた。

好きなことを発見する旅は自分を考え直す旅だったが、生きる道を
探す旅は社会の勉強が先である。他人に関心を持ち、他人が
求めるものに役立つ自分を創るのが先になった。
いわば世の中は不況風と共に昔に戻ったのである。」

サラリーマンという稼業の中で会社の役に立ち、自分の仕事・技術を
深めていくと共に、世の中の勉強をして行動する
（株式投資もその一つです。）、
更に自分の生き方を見つめなおして、視点を広げ次の行動に繋げる。
こんなサイクルを繰り返すことがこれからの自分の人生に物凄く
役に立っていくのではないか。今そんなことを考えています。

2011/02/27