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本当に面白い簿記・会計(おにぎりパクリ)
第2回 上海邱友会と中国株投資
将来の人生設計において、金銭面での心配を無くすことは
重要であることは戸田先生をはじめ、様々な方が推奨しています。
「新・メシの食える経済学」では利殖の道を選ぶなら
株式投資から出発すること、そして株式投資をすることで、
世間をみる窓口となるといったことが書かれています。
私は人から話を聞いたり、本を読んだ上で、自分でも
出来るのではないかと感じると、直ぐにやってみたくなる
性質を持っているようです。
邱先生の本やホームページを読み、まずは中国株の投資を
始めてみようと考え、2006年12月に上海を訪れることにしました。
上海には学生時代、ゼミ合宿を通じて中国の復旦大学との
討論会以降約9年ぶりです。勿論中国語も出来ない、
上海市内も知らないため、中国への飛行機に乗り込んだはいいが、
空港からどうやってホテルに着いたら良いものか分かりません。
たまたま隣に乗り合わせた日本人の男性と仲良くなり、
上海に着いてから男性の彼女と夕食を取る場に同席させていただきました。
彼女は当時中国人に対して日本語学校で日本語を教えており、
上海や中国についての様々な情報を教えて貰いました。
翌日出席した邱友会では、自動車部品メーカーでもあり、
自動車整備を行う新焦点という会社訪問をしました。
更に東洋証券の方や邱先生の講演を聞きました。
講演では中国がこれまで輸出主導で物凄い発展を遂げて来たこと、
更に今後インフラ整備や消費市場が成長すること、
さらに中国国内企業が今後ベトナム、インド、ロシアに
事業を移すことで、日本や韓国にとって商売敵となっていく
といった話を聞きました。
私はこの話を聞いて上海、中国が更なる発展を遂げると実感しました。
当時フィリピンにいたため、日本の証券会社では海外に
住んでいる個人は証券口座を開けないません。
私は香港の証券会社に株式口座を開き、まずは中国株への
投資をはじめました。はじめは邱先生が薦めていた
株式銘柄を書き出し、「中国企業情報」を睨めながら
幾つもの銘柄に投資をしました。しかし次第に
「もしもしQさん」や「株の原則」を何度も読み返し、
幾つかの銘柄に絞り、出来たお金を株式投資に回していきました。
2009/02/04