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知者不言、言者不知(村上悠悠)
第16回 主婦になってから勉強するということ
さて、何を受講しようかと
特に迷うこともなく、
本好きの私は、司書資格のコースを選びました。
申し込んで、しばらくすると
スクーリングに関する連絡が届きました。
スクーリングには
新たに受講料を払って
各自が行ける期間の申し込みをするのです。
私は、「また、お金掛かるんだ」と思って、
「そのうち入金に行かない」と思いながら
忘れてしまってました。
気が付いた時には、
私が希望する期間の
申し込み期限が終了していたのです。
わぁ、大変!と大学に問い合わせると、
今から今年度のスクーリング申し込みに間に合うのは
学芸員のコースしかないという。
仕方なく私はコース変更して
学芸員の勉強を始めることとなりました。
ところが、これが面白い!
絵を見るのは昔から好きでしたし、
特にスクーリングは良かったです。
もっと若い頃に出会っていれば
絵画の修復の仕事をしてみたかったと思いました。
さて、レポート提出も着々と進み
1月にある年度の最後の試験期間で
残っている試験をクリアすれば
修了だ、という頃でした。
ものすごい、大雪の日曜日でした。
首都圏は久々の大雪に混乱していました。
「ああ、こんな日に出かける予定が無くてよかった」と思いながら
ふと、試験通知を見返すと
おお、その日が試験日だったのです!
ありゃまぁ、でした。
そんなわけで、1年で修了することが出来ませんでした。
主婦になってから、勉強を始めると
自分ひとりで管理しなくてはいけないので
滞りなく進めようとするには
注意力が必要です。
基本的に、母親として
子どもの行事や試験が重要なので
自分のことは後回しになりがちなのです。
2008/06/17