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Cafe MIMIK(MIMIK)
第20回 アレン・カー「禁酒セラピー」
勝間和代さんの時間術に関する著作を読み再認識したのは、
飲酒が「時間泥棒」であるということです。
酒は、私にとってこのうえもなく芳情な時間を提供を
してくれるのですが、それ以後の時間を完璧に奪いさって
しまいます。
また、時間術に関する著作から、禁煙・禁酒の成功には
アレン・カーの著作が有効であると、教えられました。
アレン・カーは、その著作もベストセラーになる禁煙セラピストです。
アレン・カーは薬物や精神的強請を強いずに、禁煙を成功させるセラピーを考案し
普及しています。
インターネットで調べると、そのセラピーの威力はかなりあることがわかりました。
実際に、アレン・カーのスクールが世界中に展開されていることもわかりました。
おしくも、アレン・カーは肺癌で亡くなったようですが、その功績は、忘れさら
れることがないようです。
そのアレン・カーが、禁煙セラピーと同じ手法で書いたのが禁酒セラピーです。
日本版の題は「読むだけで絶対にやめられる禁酒セラピー」です。
ほんとうに読むだけで、お酒を止められるの?
アレン・カーのセラピーの極意は、酒を毒と思わせることです。
毎日、好きだからと言って砒素を飲む人はいないでしょう。
酒を砒素と同じような毒と思わせる洗脳セラピーです。
禁酒セラピーでは、酒がいかに毒であるかについての認識が自然と
頭の中に入り込んでいるよう仕組んでいます。
私自身は、はじめにも書きましたが、禁酒は、時間泥棒的
性格に嫌気がさしたのが原因です。
このことは、アレン・カーはあまり指摘していませんが。
もし、禁煙・禁酒について悩んでおられる方は、
一度、アレン・カーの著作を読んでみてください。
現代の名著です。
2008/03/24