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30代からの中国留学(松尾勝)
第17回 会社辞めたら自分の価値は?
学校を出て社会人になった後、仕事以外で
色々な人と会う機会が増えると
何かの時に初対面の人から
「お勤めはどちらですか?」
と聞かれる事が増えると思います。
世間で名前の知られていない
中小企業に勤めている場合や
自営業の場合には
会社名だけでなく仕事の内容についても
簡単に話をする必要があります。
無名な会社の場合、名前だけでは
何だか分からないからです。
しかし、世間一般で名前の通りが良い
企業や団体などに勤めている場合
「あぁ、○○にお勤めですか!」
「△△で有名な会社ですね」
「最近は□□をやってますね」
と、とてもスムーズに話が進みます。
また、どんな会社に勤めているかが
分かることで、その人の信用度や
生活レベル、ひいては人となりまで
判断する材料になります。
有名企業の持つイメージや信用が
他人からの自分に対する評価を
ある程度、押し上げてくれているのです。
また、これ以外にも
いわゆる一流企業に勤める人や
公務員などには福利厚生などで
他の仕事をする人よりも有利な面があります
例を挙げると
スポーツクラブを安く利用できる
日本(或いは海外)の各地にある
会社の保養所や提携の施設が
割安で利用できる
住宅をローンで購入する際に
銀行の斡旋や金利の減免や
奨励金の支給などがある
社内販売や直販で物品を
市価より割安で入手できる
などなど、実際に
利用するかしないかは別としても
それらを利用できる権利(?)を
持っているという事は、他人から見れば
その人の価値の一つとして
判断する材料にもなります。
2005/12/13