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会社の窓から海外を眺めて(倫敦パンダ)
第5回 地震体験談 その4サバイバル能力とは?
こんにちは。倫敦パンダです。
日本は本当に平和ボケといってもいいほど
平穏な国だなぁーと思ってました。
今回の地震で特に感じたひとつが、
日頃からサバイバル能力を鍛える事。
サバイバル?こんな平和な日本では
危険な事もありませんし、
実感することもないと思います。
でもちょっとした自分センサーを意識的に
鍛えてみたら危機管理もできるかも。
倫敦パンダ的サバイバルの基本は、
自分にあった方法で、
すぐに行動出来るようにしておく事。
今回の様にライフラインが
シャットダウンした時は、
どうすればいいのか?
物理的に出来ない事はしょうがないけど
ちょっとした工夫と日頃から人との付き合い、
「今」の自分を信じることが鍵かなと思った。
食糧不足、ガソリン不足の時は、
親戚、ご近所、友人同士協力で
情報交換や物資を分け合って過ごしました。
そんな事があってから倫敦パンダが
日頃鍛えている?サバイバル能力開発(笑)
徒歩編:
交通手段がない時は、
最終的には自分の足だけが頼りだから
日頃から歩いて体力をつける。
歩いてる時に、電柱やビルがくずれ
倒れてきたら「どこに逃げたら安全か」を検討をつけておく。
修理中のビルには近づかない。
エレベーターをなるべく利用せず階段使用。(省エネ兼)
ビル編:
高層ビル等エレベーターを利用する場所では、
非常階段の場所を自分の目で見ておく。
乗り物編:
乗り物の避難非常口必ず確認。
食事編:
くさらない乾物、缶詰、小麦粉、カップ麺ストック。
電気、家庭ガスが使えない場合、
簡易ガスコンロか石油ストーブで
料理を作るにしても、燃料消耗させない、
手早く簡単に出来る料理を考えてみる。
ちょうどホットケーキミックスがあったので、
しばらくそれが主食。(沢山つくれて意外と好評)
東北地方は米所なので、各家庭は備蓄米のお陰で
米には困らなかった。が、小さい子供は、
米だけだと飽きるのでパンを求めた家庭が多かった。
粉物があると便利。お好み焼き、パンケーキも出来る。
お店編:
お店に入っても地震が来るときを
考えて入口近くテーブルか出口をチェック、
余震が来たらすばやく店をでる。
現在も余震が毎日続いているので、
明日、何が起こるかわからない。
思う事があったら何でもすぐに行動。
気になる用件は延ばさない。
特に友人、家族間でちょっとした
喧嘩等したらすぐに仲直りすること。
前準備、心を余裕にする過ごし方、
なんだか気がついたら身についてしまった2カ月に。
従来のんびりマイペース、ぎりぎり気質なのですが、
今回の地震で生きる姿勢が変わりました。
生きていることは本当にもうけもの!
ある著書の方の言葉通りです。
すべて人生は体感が大事。
これからも色んな事を体感してみようと
少しずつ気持ちが動き出した所です。
2011/05/14