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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)
第60回 親友、遠方より来たる。フランスから日本編。
こんにちは。倫敦パンダです。
第20回で紹介したパリの
親友と弟がついに梅雨明けの
ある夏に初来日!
感激のご対面でしたが、
湿度の高い日本の夏と
長時間フライトでかなり
疲れた様子でした。
滞在は、2週間。
フランスでは夏休暇の2週間は
短い方で、(!)
職種や仕事の地位によると
4週間-8週間取れるそうです。
2週間は、休暇取れないので、
最初の1週間に観光案内をし、
残りの1週間は日中は自由に
彼ら自身で歩いてもらうことに。
倫敦パンダの家族にとっても
外国人滞在受け入れ初体験。
親友との会話は英語なので、
彼女は、弟にフランス語通訳、
倫敦パンダは家族に日本語通訳。
家族にとっては、とまどいながらの
国際交流体験でしたが、緊張しないで
普段の姿での異文化実体験を
してもらいました。(笑)
パリの友人には、日本で興味を
持ったことは、なるべく叶えられる様に
こちらも出来る範囲で協力しました。
でも、お互い無理は禁物で
自然体で、普通の日本の
生活を体験してもらえれば
いいと思ったんです。
もちろん彼らも特別な事は
望んでなく普段通りでok!
外国人だからと言って、
特別な扱いをする必要は
ないんです。
イギリス、フランスの友人宅
滞在中も皆と同じく普通でした。
彼らの行きたいところは、
やっぱり東京ディズニーランド。
パリ郊外のユーロディズニーと
比べて乗り物が多く大満足。
当時、フランスは、イギリスより
親日家の方が多いと感じました。
パリの親友の実家でも、
近所の方が日本の布団を
愛用されていたようで
昔から日本が身近だったと
聞きました。
パリにも日本人社会がある為か、
和食器、家具を扱っているお店が
イギリスより多かったですね。
「無印の店」は、イギリスでも
パリでも人気店でした。
倫敦パンダの地元は中都市なので
パリの様に大都会じゃないけど
緑が多く、海も山も近いので
海の幸、山の幸と食べ物が
豊富なんですよ。
残念な事に彼らは魚があまり
好きじゃないので、肉料理を
メインに食事を用意しました。
お寿司、刺身も挑戦して
もらいたかったんですが、
やっぱり「生魚」は拒否反応。(苦笑)
かわりに「焼きそば」「日本のカレー」大好きに。
日本のパン屋のパンは、
フランスのパンの独特な
香りがなくて、特にバケットは、
「プラスチックみたいで食べられないなぁー」
と嘆かれました。
近所のパン屋で焼いているイギリスパンに
チーズトーストしたものは、気に入って
なんとか食べてもらえました。
親友姉弟達は特に食通では
ないんですが、彼らにとっても
食のカルチャーショックだったようです。
彼らの日本で驚いた事は、
穴の開いた5円、50円玉、
タバコの自動販売機、
鍵の付いた傘たて、
無料のティシュ配布、
思った以上に日本国内で
英語が通じないこと。
日本の和式トイレは、かなり爆笑の対象!
最初は、布団での寝泊りは背中が
痛いと言ってましたが、滞在中に
すっかり慣れ?健康的だと言ってくれました。
覚えた日本語は、「こんにちは。ありがとう。ただいま。」
帰宅すると「ただいまー!」と声を
掛けるのが印象強い文化言葉と
なったようです。
フランス、イギリスでは「ただいま」
に該当する直接の言葉も無いので
とても忘れがたい言葉となったようです。
最初はパリと日本の文化生活習慣が
全く違うので不安だった様です。
最終的には、異文化体験の
充実した滞在になったようで、
こちらも「ほっと」一安心。
倫敦パンダの家族や
友人達にも様々な
協力を沢山して
もらって感謝です。
倫敦パンダの母に言わせると
フランス語の印象は、
「水の中でぶくぶくしゃべっている音」の様。
なぜかフランス語の会話中は
潜水艦にいる?感じがしたようです。
彼らは、その表現に大爆笑してましたね。
お互い会話も通じないと宇宙的な
異文化体験となりかねませんが
楽しい時間は共有できると思いました。
ちなみに、皆さんはフランス語
どのような音に聞こえますか?
○ ワンポイント どしゃぶりの雨の面白い表現。イギリス編。
どしゃぶりの雨の表現方法がイギリス英語には多様にあります。
興味深い事に「猫と犬」を使っての表現があります。
It rains cats and dogs today.(きょうは、激しい雨だよ。)
理由は不明なんですが、猫と犬が喧嘩すると想像以上に
激しいイメージがあるからでしょうか?
(2007年11月02日)