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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)
第56回 ヤオハンロンドンの思い出。
こんにちは。倫敦パンダです。
学生時代に、イギリス初の
日本のスーパーが、
ロンドン市内に出店許可を
受理されたと大きなニュース。
それが、ヤオハンでした。
当時は、外国のスーパー
新規出店は、いろいろと
規制が厳しく難しかったようです。
当時の記憶では、ヤオハンは、
その規制をすべてクリアし、
許可を取り付けた事で、
オープン前よりロンドン在中の
日本人以外にも大きな話題に。
ロンドン中心地の地下鉄から
約1時間のロンドン郊外に建設。
それでも、ロンドンに行った際には、
時間を割いてヤオハンに行く事も。
特に、日本食が恋しくなった時は、
フロアー一杯の日本食の陳列を
見るためにヤオハンに行ったり。
中華街以外の新たな
食の精神安定処でした。(笑)
物価の高いイギリスでの長期滞在中は、
お金もあまり使えなかったんです。
又、ヨーロッパの友人達にも、ヤオハンを
案内すると日本を疑似体験出来ました。
日本では目新しい事ではなくとも、
きちんと整理整頓された商品陳列と
店内の清潔さに感動してました。
食品の試食も、初体験で、
パッケージも綺麗だし、
味も美味しいと喜んでました。
友人達から言わせると、
スーパーというより、
綺麗なデパート感覚。
店内は、日本人がメインでしたが、
なぜか、いつ訪れても大きな
スペースの割には、「がらーん」と
人は、まばらでした。
お値段は、日本定価の3-4倍。
通常の生鮮食品も、なぜか2倍と
高級なお値段が付いてました。
お客様は、おそらくお金持ちの駐在員様。
現在、コラムをお書きになっている
つばめさんがヤオハンに就職されて
いたなんて、失礼勝手ながらも、
不思議な「縁」を感じてます。
当時のロンドン滞在中の
友人達のコメントでは、
オープン当初こそ、
物珍しさで人が、
多かったようでした。
しかし、あまりにも、いつも商品が
高いので、一般のお客様は
足が遠のいてしまったようです。
昔からの日本人向けのお店は、
ピカデリーサーカス周辺にあり、
三越、そごう(当時)、伊勢丹、
ジャパンセンターがあります。
日本のデパートは、日本人観光客か
駐在員の方が主なお客様なんでしょう。
いつ店内を覗いても、お客様は、
日本人の観光客で、もちきりです。
たまに、お金持ちのヨーロッパ人が
ちらほら。。。
ジャパンセンターは、日本に
関しての最大情報収集場所。
ピカデリーサーカス大通りに
面しており、3階建ての大きなビル。
ビル内は、日本関係書籍、
日本、ヨーロッパ各地
旅行手配、日本食品の
販売をしています。
今回新しいのは、一階フロアーを
日本レストランに改装してました。
多角経営をしている為か、
現在もしっかりといろんな
国籍の人で賑わってました。
時代の変化を読めないと
経営は本当に難しいですね。
○ ワンポイント 就寝前のコップ一杯の水の美肌効力?! 友人証言編。
この夏、イギリス人の友人再会時に、肌の美しさに
目が奪われました。(笑)彼女の肌は、十数年前と
あまり変わっておらず、しみも少なく、透き通った、
とても綺麗な白い肌。聞いていみると、野菜を沢山食べ、
日差しの強い外出時は、サングラスをしている。
又、昔からの習慣で、就寝前に必ずコップ一杯の水を
飲んでいるとの事。夜中のトイレには、目が覚めるようですが。
美肌の為にも、良い習慣は、どんどん真似をしたいですね。
(2007年10月05日)